「原因と結果」
原因に結果は、つきまとう(笑)
↓
全ての物事には
原因と結果がセットである。
(仏教の因果応報です。)
因果関係とは、
「原因とそれによって生ずる結果との関係」
過去に行った所業によって現在の身にあらゆる事柄が起こるという考え方。
(広辞苑より)
・良い事をしたら
↓
良い結果が自分に起こる。
・悪い事をしたら
↓
悪い結果が自分に起こる
という事です。
本当に当たり前の事なのですが、
この原因と結果の法則を忘れて、やらかす場合が時々あります…(-_-;)
今回の記事では、
・原因と結果の関係性
・なぜ人は自分の「非」を見る事が難しいのか?
を、紹介したいと思います。
原因と結果の関係性
思想家のジェームズ・アレンさんが著書の、
『原因と結果の法則』という本の中にこのような言葉があります。
「人間は環境を改善することには意欲的だが、
自分自身の内側にある思いを改善することには消極的だ。」
例えば、嫌な人がいて部署を変えてほしい。と上司にお願いはするが、
自分の中にあるだろう「非」は見ないようにする。
問題点に対して、自分を見つめる事をあまりしない。
ということです(-_-;)
ここでも「鏡の法則」が出てきます。
以前から記事にも、ちょこちょこと説明をしていますが、
自分の表す喜怒哀楽は、相手に反映されるということです。
・自分が喜んでいれば、相手にもその喜びは伝染します。
・自分がある物事に対して怒れば、相手もその怒りに反応して怒ってきます。
・自分が哀しい顔をしていれば、周りの人も哀しい気持ちになり哀しい表情になります。
・自分がその場を楽しんでいれば、一緒に居る人も楽しい気持ちになれます。
この法則は自分が相手に与えるだけではなく、
反対に相手から受ける事もあるので、気をつけていないと流されてしまい、
思いもよらぬ結果の報いを受けてしまうこともあります。(;^ω^)
「心を映す万華鏡」
著書のジェームズ・アレンさんは、
「鏡の法則」と似たような表現として、
「心を映す万華鏡」
とも説いています。
その意味とは、
「色の組み合わせが変わり、刻一刻と変化しながらあなたに示されるのは
あなたのこれまでに動いてきた思考に、正確に対応した光景なのです。」
と解説されています。
・「鏡」は自分の顔や表情を連想させますが
・「万華鏡」は色とりどりの破片が、複雑な形で模様を作っているという事から、
自分の複雑な心境を映し出している。というようにも解釈できます。
なぜ人は自分の「非」を見る事が難しいのか?
みんな、自分の事が一番かわいい
ジェームズさんはこのように説いています。
「なぜなら、自分自身を改善することは、
自己犠牲を払う事にほかならないからである。」
つづいて、
「真の自己犠牲を払うとは、あらゆる邪悪な思いをなくし
気高く清らかな思いで自分自身を満たす事である。」
“真の犠牲とは?”
自分の得た物全てを人の為に快く差し出す事だと思います。
一番分かりやすいのは、母親の愛情だと思います。
自分の身を呈して子供を産み、時間、お金、教育を与えます。
「真の犠牲」なくして出来ない行為です。
しかし残念ながら今までの仕事の中で、このような行為をしてくれていた上司にはまだお会いした事がありません(;^ω^)
なかなか自分の事を差し置いて、人の為に働ける人は少ないかもしれません。
幸福な状態とは?
ガンジーさんの名言で、
「幸福とは、
考える事、いう事、する事が
調和している状態である。」
と説いています。
ジェームズ・アレンさんもこのように続けています。
「環境をよく観察することで、自分自身の状態を知る事になる。
あなたの環境は『あなたの心を映す万華鏡』である。
そして、自分の思いをコントロールすることで、自分を取り巻く環境を
コントロールすることができるのだ。」
今回のまとめとしまして、
自分の求める、これから先の環境を考える時に、
「考える事、いう事、する事」
の調和の一致を図る事で、素敵な自分だけの万華鏡が作れる。
原因と結果は、絶対に切り離せない関係にあります。
成功も失敗も自分が選んだ結果が自分に返ってきます。
よりよい素敵な人生を送れるように、
良い結果を受ける努力をしていきましょ♪
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