求人募集【オープニング】という言葉の罠(笑) 〈サンドイッチ編〉
求人の募集内容に騙された事ってありませんか?
私は何度もあります。(笑)
その度に、今度はしっかり気を付けなきゃ!とは思うのですが、
また違う内容でやられます!(-_-;)
今回の記事では、
・求人【オープニング募集】という言葉の罠(笑) 〈サンドイッチ編〉
・このサンドイッチ店のまとめ
をご紹介したいと思います。
求人【オープニング募集】という言葉の罠(笑) 〈サンドイッチ編〉
【オープニングスタッフ募集!】
よくあるこの見出し!
結論から言いますと、
個人経営のオープニングは辞めた方がいいです!(;^ω^)
例外としましては、他にも何店舗を手掛けていて、
ある程度成功している様子や、経営者の人柄が良い。
等でしたらいいかもしれませんが、個人の初出店はかなりの確率で失敗します!
私は二つの失敗したお店を経験しました。
サンドイッチのお店と漫画喫茶のお店です。
先にサンドイッチ店の内容をまとめます。
どれだけやばいのかをご覧ください。(;’∀’)
ちょっと珍しいサンドイッチのお店
その頃の私は、家の近くでアルバイトを探していました。
すると、丁度家の近くで珍しいサンドイッチのお店がオープンする。
という事で早速面接に行きました。
面接には受かり、準備の為に一週間程前から勤務することが決まりました。
そのお店は自宅の一階を使う事が決まっていて、旦那さんが調理をし、奥さんと息子さんが手伝う事になっていました。
雇われたのはどうやら私一人でした。
チラシもご近所には配られていて、オープン日も決まっています。
店内外の装飾もなんとか出来上がっていました。
しかしメニュー表もなければ金額も決まっていません。
オペレーションもない状態で翌日オープンを控えていました。
私の役割は、奥さんと一緒にホールをお願いされていました。
翌日オープンの割には、その家族は全然焦っていないので、
きっといろいろ決まっているはずだ。と私も安心していました。(*^^*)
当日早く来てほしい。とも言われていなかったのですが、開店の30分前にはお店にいきました。
私の予想では、店内には沢山のサンドイッチが既に並んでいると思っていました。
いつでもお客様を迎え入れられる状態だと思っていました…。
ところが、どっこい!!
店内には何もありませんでした…!
そしてまだ何も作ってもいませんでした!!(‘Д’)
それなのに、この夫婦はのんびり身支度をしています!
「この人達はいったい何をやっているんだ!?」(;゚Д゚)
という疑問が頭の中をいっぱいにしましたが、
そんな事で止まっている訳にはいかず、
開店の15分前にはお客様がチラシを手に数人が並んでいました!
お店はサンドイッチを作る為の下準備をようやく始めている所です。
オープンの時間になり、お客様は一気に10人程店内に流れ込んできましたが、
皆きょとんとした表情です。
そりゃーそーでしょ!
商品は何も並んでいないんですもん!
旦那さんも奥さんも中でようやく必死に準備をしていますが、
外の状態に気を配る事など勿論できる状態ではなく、
私に何の指示もしてくれません。
息子さん(17歳)に関してはまだ上の階で寝ています。(;゚Д゚)
とりあえず、入って来られたお客様に順番に並んでもらいました。
お客様は手に持っているチラシを私に見せて、指をさしながら
「これが欲しいのですが。」と言われます。
そのチラシには、適当なサンドイッチが店内に並べてある写真で、
値段も何も書いていません。
とりあえず、ガラス張りのキッチンの中にいる旦那さんに伝えて、
そのメニューを作ってもらい、値段を聞いてお渡しする。という形を数人繰り返すと、
いろいろバラバラに作るのがきつくなった旦那さんは怒ってきて、
「欲しい物を聞かないで!順番に作った物を出していくから待ってもらって!」と言われました。
なんじゃそりゃ!?( ゚Д゚)
と、私を含めた全員が思ったと思いますが、
お待ちいただいていたお客様には頭を下げて、出てくる商品から選んでもらうようにしました。
普通のサンドイッチではなく、野菜等の具材がたっぷりのサンドイッチなので、
一つ一つの商品を作るのにとても時間がかかります。
お客様途絶える事なく来て下さいましたが、
欲しい物を買う事も出来ない上に、待たされる。という状況に帰ってしまう
お客様は何人かいらっしゃいました。
閉店までぽつぽつとお客様は来て下さり、初日の売り上げは10万を超えていたと思います。
単価も500円位からあったので、なかなか高級なサンドイッチです。
一日が終えて、その売り上げに満足気な表情でその夫婦はいらっしゃいました。
満足気な表情なんですよ!!(;゚Д゚)
めちゃくちゃなオペレーションに関しての反省は勿論なく、改善点の話し合いもなく、
翌日はこうしよう!との案もなく、一日目が終わりました…。
私は心身共にたった一日でぐったりでした(-_-;)
二日目は流石にサンドイッチが棚に並んでいましたが、
初日のように一気にお客様が来られることはなく、それでも売上は7万位あったと思います。
毎日一万円ずつ下がっていく売上の中で、事件が起きました!
いつものように朝7時前にお店の前に行きましたが、シャッターが閉まったままです!
「え?何がおこっているの?」と二人に電話しても出ません!
しかし、二人の車は駐車場にあるのできっといるはずです。
お店の裏に回り、呼び鈴を鳴らしてようやく開けてもらいましたが、
驚いた事に二人とも寝ていたのです!!
こんな経営者に会った事がない!と私は青ざめました。(;゚Д゚)
とりあえず、急いでお店の準備をして、開店しました。
これはオープンして、まだたったの二週目の出来事です!
こんな日が週に3日位あり、お客様もほとんど来られなくなりました。
私はポスティングに行ったり、来店されるお客様一人一人にサンドイッチの説明をしたりして、出来る限り丁寧に接しましたが、売上は1万を切るようになりました。
お店はほぼ私一人に任せられた状態になりました。
お店は始めが肝心だと身を持って感じました。(-_-;)
この家族は他でも仕事をしており、経済的には余裕があるように見えました。
この売上と、このやる気のなさに私を雇っている意味はないだろう。
と、察して一カ月も経たずに辞めました。
その後、2カ月も経たずにそのお店のシャッターは閉じたままになりました。
このサンドイッチ店のまとめ
・飲食店に対しての知識がない
・売り上げをあげようという努力がない
・自分達に合わせた営業内容
・全てに於いてルールがない
・お客様目線で商売をしていない
・自分達のマネジメントが出来ていない
他にも細かくいうと沢山あるとは思いますが、
もう一つの漫画喫茶のお店を紹介した後に、
しっかりとまとめたいと思います。
とにかく、こんなに速くお店を畳む事になった経験は初めてでした。(-_-;)
ある意味貴重な経験だったかもしれません。
今回の記事では、オープニングのサンドイッチ編をご紹介しました。
もぅ一つの漫画喫茶編も次回ご紹介します。(*^^*)
そして次回では、このオープニング店から学んだ事として、
オープニングのお店で働くにあたって気を付けるべき事をまとめてご紹介したいと思います。
ここまで読んで下さってありがとうございます!!((*’▽’)
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