前回の記事で、HSPの特徴と具体的な考えの方向性を紹介しましたが、
今回の記事はHSPの特徴を自覚したら、
今度はどうすればいいの?
という提案をしたいと思います。
HSPの方々は、用心深く、理解度の高い方々が多いので、
是非是非自分の素晴らしさに気付き、より気楽に、自分を楽しんでいけたらいいなー。と思います(^^♪
前回記した、考え方の方向性9つは、考え方を少し変えるだけで、ポジティブにもなります。(*’▽’)
人を信用していない。⇔責任感が強くなる。
全ての物事に対して、人を信用できない分、自分でなんとかしなければいけない。
という意識が高い為、責任感が高く、仕事の出来る人になるし、他人からの信用を得られる。本人が人を信用でき出来なく
ても、人から信用される人が多いです。
観察力が鋭い。⇔洞察力がある。
洞察力とは、
物事の本質や原因、現状を深く観察し、見極めて真実を見落とさず理解する力です。
類義語で、推理力や、直観力があります。
推理力とは、得た情報から結論を導きだす力です。
直観力とは、推理するのではなく、経験上の直観から物事の回答を出す力です。
洞察力とは、
この、目から見た情報から、
(相手の顔色、声色、雰囲気、立ち方、歩き方等)と、
今までの自分の経験を通して、
(顔色が悪い時は、体調が悪い時。目を合わせない時は、仕事か、自分に対して、不満や、意見がある時。歩き方が早い時は、気が焦るような状況にある時。全て、個々によって違いますが、洞察力がある為、直観力を鍛える為の、経験値も半端ないです。)
研ぎ澄まされていく感覚です。
観察力が鋭い分、今までの、推測と経験から、その人自身や、他の人が気付いていない部分も分かる為、気の利いたフォローも出来るし、嬉しい褒め方もできます。
常に気にかけている分、気にかけられている人は嬉しいはずです(*^^*)
ネガティブな発想になってしまう。⇔悪い所を予測し、回避できる機会が増える。
企画している事にたいしても、周りがどんなに浮かれていても、常に、最悪な状況が起こるかもしれないという発想があるため、事前にそれに対しての対処法を準備しているし、危険回避が出来る為、皆が安全に遊んだり、企画を勧めていく事が出来る。
ミスを、ま、いっか。と思えない。⇔失敗した事を忘れられない為、同じ失敗を繰り返さない。
自分に厳しい方が多い為、練習や、メモ取りをきちんと行っているので、「てきとう」や「いい加減」な仕事をしない。
とても慎重な方が多いです。
しかし、常に人の気持ちをよく考えている為、余分なおせっかいをしない事が多いので、困った時や、ある物事の処理の仕方が分からない時は他人から頼られやすく、
好感を持たれやすい方が多いです。
安心できない。⇔常に何かを心配している為、人に迷惑をかける事が少なく、人生の中で間違いが少ない。
小さなミスも少ないと思います。
例えば、忘れ物や、どこに何があったのか等、きちんとチェックしている為、探し物等に使う余分な時間のロスが少ない。
その為、整理整頓が得意であったり、マイルールがある為、頭の中の状態もクリアーにしやすい状態にある方も多いです。
気移りしやすい。⇔気配り上手。
いろいろな所に目がいく為、困っている人をすぐに見つけられるし、すぐに助けてくれる。
その場その場で、困っている人に気がつくので、皆助かる。
いつの間にか、他の人のやらなければいけないことも、やってくれているので、ありがたい存在。
パニックになりやすく、処置対応が遅れる。⇔この点に関しては、自分自身で落ち着く必要があるかもしれないですね(#^.^#)
もしくは、近くの人達に自分の欠点をしっかりと伝えておき、パニック状態になったら、どうしてほしいのかの対処法を決めて、伝えておく必要があるとおもいます。
以上のように、HSPの方は、自分の特徴を自覚したら、
自分で理解を深める事が大切だと思います。
ネガティブな方向だけではなく、他人に対しては、とても有難く、助かる存在だという理解を深めてほしいです。
繊細な心を持っている方々の優しい言葉に私は何度も癒され、助けられてきました(#^.^#)
HSPの方が自分自身の特徴を自覚したら、理解を落とし込む方法とは?
自分を変えられるのは、自分だけです。
また、自分を100%理解できるのも、きっと自分だけです。
・ポジティブ変換する。
HSPの方は、上記のように、ポジティブ変換がしやすいです。
なので、客観的に自分を見られるようにしたらいいと思います。
日記のように自分を振り返る癖を増やしていくと効果的です。
よくやられているとは思いますが、紙に書いてみることです。
紙に書きながら物事を改善させていく方法で、
よく、ビジネスで使われますが、PDCAがあります。
PDCAとは、
PDCAサイクルと呼ばれていて、Plan(計画)・Do(実行)・Check(評価)・Action(改善)を繰り返す事で、生産管理や品質管理などの管理業務を継続して、改善する方法です。
例えば、先に目標を考えます。
“後輩を信頼できるように、自分が行っている仕事を一つ任せてみる。”を目標としたら、
①Plan(計画)を考えます。
内容としては、「朝の立ち上げをしてもらう。」です。
1,立ち上げ内容の教え方をまとめる
2,立ち上げ内容を教える
3,内容を目の前でやってあげて、実際にやってもらう
4,あっているかどうか確認しながら間違っていたら改善する
5,1人でやってもらう。
6,大丈夫だったかを本人確認し、その後の内容に不備がないかを見ていく
②Do(実行)
1から6まで順番に教えていく。
③Check(評価)
一つ一つを教えていく中で、本人と自分で、振り返りを行い、お互いの安心を高めていく。
④Action(改善)
全部教えた後で、まとめて一つ一つを振り返り、改善し、また、次に繰り越していき、後輩をきちんとこの仕事が出来るようにする、目標達成を目指す。
私が感銘を受けた本で、前田 裕二さんの「メモの魔力」がありますが、
メモの魔力は、計画達成ではなく、メモをしながら、内容把握と、現状の自分との照らし合わせる事と、そこからの新しい発想の展開を大切にしています。
なので、この両方を行うと、計画を立てて日ごろ生活をしているので、カラーバス効果により、意識している内容の情報が入りやすくなっている為に、より多くの、情報が自分の中に入り込んできて、よりよい方法が生まれる可能性も出てきます。
カラーバス効果とは、特定の事を意識し始めると、日常の中でその特定のことに関する情報が自然と目にとどまるようになる現象の事です。
例えば、「黄色のかわいいバッグが欲しい。」と思っていると、やたらと、周りの人たちが黄色のバッグを持っていたり、お店にも沢山黄色のバッグを見かけるようになりませんか?(笑)
このように気になったり、意識していると、欲しい情報がどんどん入ってきます!
さらなる成長や、自分が変わりたい!と思っている方には、PDCAとメモの魔力の活用がお勧めの方法です(*^^*)
今回の記事のまとめとしまして、
HSPを自覚し、一見ネガティブだと思って落ち込んでしまう、自分の特徴を、紙に書いて、分析を繰り返す事で、ポジティブ変換出来たり、自分を責め過ぎなく出来ると思います。
人生をより楽に、楽しく生きていく為に自分の性格を諦めないで付き合っていきましょ♪
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