与えられている徳と,与えられるだろう徳〈両親編〉

家族

与えられている徳と与えられるだろう徳〈両親編〉
『人が自分に何をしてくれるか』じゃなくて、
『自分が人に何ができるか』を考えれば、
人間の魅力って必ず上がるもんなんだよ。

(斎藤一人の道は開ける 永松茂人さん からの抜粋)

以前の記事で、魅力に関して書きました。
笑顔の魅力の強さと、その笑顔のトレーニングの仕方を書きました。(*^^*)

この、人間の持つ、魅力も「徳」の一つだと思います。

今回の記事で、
自分が受けてきた愛情から、学んだ徳を
まとめていきたいと思います。

自分が両親から受けてきた徳

両親からの「無償の愛」

・変わる事のない親から子への愛情。

私の家から実家まではとても近いです。
車で5分もかかりません。
それなのに、社畜となり働いていた頃は、一か月に一度も顔を出していませんでした。(-_-;)

今は、人生の休暇中というニート期間を漫喫させてもらっているので、
週に一回は実家に顔を出せています♪

ついこの前の連休中に、実家に、次男と四男と私が集まりました。
たわいもない会話の最中に、私はふと笑えて来ました。

もう、そこは、おっさんとおばさんの集まりだったからです(*’▽’)

幼かった頃と違い、兄の子供達もいなくて、ただのおっさん、おばさんが集まってお茶を飲みながら、なんだかんだとくっちゃべっているその光景に、

 

「皆、歳とったねー!」と私は笑いながら話していました。

「俺ももう、50代だからねー。」と次男が言いました。(笑)

私はそこにいた両親に

「両親から見て、このおっさん、おばさんになった私達を見てどんな感じー?」と聞くと

「そうだなー、不思議なもんで、お前たちが何歳になっても、自分たちの“子供”という気持ちは変わらんもんだなー。」

 

と、二人は変わらぬ笑顔で答えてくれました。

この会話が私にはとても印象深く残りました。

 

私達兄弟は、それぞれの家に帰れば、自分で使ったコップは自分で洗ったり、食事の準備も自分たちでするのが当たり前ですが、

実家に行くと、急に自分達も“子供”に戻り、ご飯の支度してもらうのも待ったり、手伝ったり、コップを洗ってもらいます。ごく自然に甘えます。

この、何も考えなくても甘えられる環境がある事は、

両親が常に安心する居場所を今も提供してくれているからです。

・常に家族は心配をしてくれます。

私は、仕事を辞めてから、体力づくりの為に、ウォーキングをしています。

母の体調も心配なので、一緒にむりやりウォーキングに連れていきます。(笑)

先に話したように、実家まではとても近く、早歩きだと、15分位で着きます。

そして、実家で、母を迎えに行って、一緒に30分から40分歩いて、また、実家付近でバイバイする。

というのがいつもの母とのウォーキングコースです。

ある朝、実家に着いて、「おはよー、疲れたー。」と言って玄関に座り込むと、

その姿を見た、出勤前の父が「あんまり無理するなよー。」と、こっちを向いて声をかけてくれました。

今は働いていない私に、

たった15分だけしか歩いていない私に、

「まだ15分しか頑張ってないよー。」と笑って答えましたが、(*’▽’)

この温か過ぎる言葉にやられました!

父は心配性な方です。いつもいつも「大丈夫か?」と声をかけてくれます。

私が毎日働きまくっていた事を知っていたのもあり、心配をかけすぎていたのかもしれません。

両親は常に心配してくれています。

いつも会えば、「大丈夫か?元気にしとるか?」と二人とも声をかけてくれます。

両親はいつも、言葉できちんと、思いやる事の大切さを教えてくれました。

・両親は私にとっての救急病院

両親はいつも誰よりも、最速で助けてくれます。

・私が初めて大好きになった人に裏切られて、家にふさぎ込んでいた時も、両親は車で迎えに来てくれました。

そして、特に何も聞かずに、ただ、優しく実家に連れて行ってくれました。

・インフルエンザになった時も、自分たちに移るかもしれないというのに、病院まですぐに、連れてってくれました。

今まで救急車に3回運ばれましたが、病院で目が覚めた時は、いつもベッドの脇に二人がいてくれました。

二人はいつも私に助けが必要な時に、

すぐに助けにきてくれました。

心身共に限界な時に助けてくれたのは、いつも二人でした。

明日とか、来週とか、来月ではなくて、

限界な時、今その時に助けてくれました。

いつもです。

両親から受けた「愛情」を、どのように人に与えられるか?

「安心」という“徳”

いつも自然に与えてくれている「居場所」という“安心という徳”から、

恋人、友人、同僚達に対しても両親と同じように、声をかえてお互いに安心する。という関係性を身に付ける事ができてい

ます。

いつも、適当でいいよ。大丈夫?等の声掛けの大切さを学んでいます。

「思いやり」という“徳”

些細な、言動を気にかけてくれていて、すぐに行動に示して助けてくれる姿に、「思いやり」という、徳を学びます。

家族には、辛い時に結構簡単に辛い。と言えたり、態度に示しやすいので、

手を差し伸べやすいのですが、他人は気を遣い合うので、気付けない時が多々あります。

なので、よく見て、困っている人がいないのかを探す徳を学んでいます。

「人助けの為の行動力」という“徳”

助けが必要な人に、自分のやるべき事を差し置いてまで、助けに行く。

という行動はなかなか出来ません。

所詮他人だから。という気持ちが出てくると思います。

その、自分の事よりも人の為に動くためのお手本を見せてもらっています。

私はまだまだ、そのように他人に対して行動にうつす事が出来ませんが、

いつか、他の人にも率先して助けられる強さを持てたらと思います。

今回の記事のまとめとしまして、

・常に想ってくれているという愛情から→“安心”という徳を学び
・常に心配してくれている愛情から→“思いやる”という徳を学び
・誰よりも最速で自分の事よりも人を優先に出来る行動力から→“人を助ける行動力”という学びを得る事が出来ました。

今回はこの3つを紹介させてもらいましたが、
両親から学べる徳をまだまだ沢山あります。
本当に素晴らしい両親の元に生まれる事が出来て、
私は恵まれています。(*^^*)

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