与えられている徳と、与えられるであろう徳〈兄弟編〉

与えられている徳と、与えられるであろう徳〈兄弟編〉
『人に与えれば与えるほど増え、奪えば奪うほど減る。それが魅力』
（斎藤一人の道は開ける　永松茂人さん　からの抜粋）

ここでも「魅力」を、「徳」に変更したいと思います。

『人に与えれば与えるほど増え、奪えば奪うほど減る。それが徳』

魅力も人を引き付ける徳の一つだと私は思います。

徳も、魅力と同じように、与えれば与えるほど、その持っている徳のレベルは上がると思っています。

それを、「徳を積む」という事でもあると思っています。

その、徳を「奪えば奪うほど減る」というのは、
徳を与えられている事に対して、鈍感になり過ぎている時ではないでしょうか？

先日の記事で、私は両親から与えられている徳に、

安心・思いやり・行動力の徳について書きました。

そこも、“受ける”事に対して敏感でいないと、受け流してしまいます。

自分にとって、大切な事って、アンテナを張っていないと、見えない空気のように目の前を通り過ぎてしまいます。

怖いですね。(+_+)

自分の為になる物事に対して敏感でありたいものですね。

今回の記事は、

私の兄弟から与えられている徳について書きたいと思います。

私は５人の兄弟がいます。

兄弟達から受けてきた徳
1. 私と兄弟達の関係性
2. 兄弟達の徳

兄弟達から受けてきた徳

私と兄弟達の関係性

・長男
長男とは、７歳離れています。

私が、高校受験を控えた中学３年生の頃、夏休みに夏期講習に行くかどうかを悩んでいました。

私は勉強の為に塾に通った事がありませんでしたし、決して頭がいいわけでもありませんでしたが、勉強をしなければいけないとも思っていませんでした。

しかし、友達が夏期講習に行こうか悩んでいて、それに流されて勝手に私も行きたくなって悩んでいました。

しかしいく為の余分なお金がありませんでした。

家で悩んでいると、長男が声をかけてくれました。

「そんなに、塾に行って、勉強したいなら、俺が出してあげるよ。」と言ってくれました。

とても驚いたのと、とても有難いと感じました。

長男とは、幼い頃あんまり話した記憶はありません。
しかし、幼い頃から、私たちの面倒をよくみてくれてた記憶もあります。

長男は私にとって、小さい父のような感じで、いつも優しく見守ってくれていました。

・次男は、私が幼い頃はよくへらへらしているイメージがありました。(笑)

しかし、男兄弟しかいない私は、とても“お姉ちゃん”という存在に憧れていました。
「もしも、お姉ちゃんがいてくれたらなぁー。」と、落ち込んでいた時、次男がニコニコしながら、
「じゃー、俺がお姉ちゃんになってやる！」とめっちゃいい笑顔で言ってくれた事を覚えています(笑)

本当に姉のような存在で、いつも笑って明るい兄です。

・三男は若い頃、一番やんちゃな兄でした。(-_-;)

殆ど家で話した記憶がありませんが、
大人になって、家族が実家に集まった時に、その頃幼かった、姪っ子や甥っ子は三男がとても好きで、

皆、いつも遊んでもらっていました。三男はなんだかんだとても家族想いで、優しさを沢山もっている人です。

・四男とは、幼い頃から一番仲良しで、よく一緒にいました。
私とは正反対の性格で、とても観察力があり、頭が切れる人です。
私にとって親友とも呼べる存在で、いつも的確なアドバイスをくれます。

四男とは、一緒に何かをする事が多かったので、一番近くで見てきて、ユーモアや、場の盛り上げ方や、人の気持ちをよく分かってくれる人です。

・五男は弟で、幼い頃、私がきっと一番いじめたと思います(笑)

今は一緒に住んでいますが、本当に良き理解者で、大人になってから、弟とも親友になれました。
幼い頃はやんちゃな部分もありましたが、きっと誰よりも優しく、誰よりも気を遣う人で、真面目です。

兄弟達の徳

・長男からは、父親のような「見守る」という徳を学ばせてもらいました。
・次男からは、「ユーモア、明るさ」という徳を学んでいます。
・三男からは、「誰にでも変わらない優しさ」という徳を学んでいます。
・四男からは、「観察力と、人に合わせる」という徳を学んでいます。
・五男からは、「周りによく気を配る事、真面目」という徳を学んでいます。

私には、沢山の徳を教えてくれる七人の家族がいます。(*^^*)
一人一人の良い部分を、全部は無理ですが、少しずつ学ばせてもらって、今の私がいます。