非言語コミュニケーション 【ノンバーバル・コミュニケーション】
・コミュニケーションには大きく分けて2種類あります。
言葉に頼らないコミュニケーションのことを、非言語コミュニケーションといいます。
簡単に言いますと、表情や、動作等で意思疎通をはかる事です。
非言語コミュニケーションをよく理解して、自分の生活にうまく組み込む事によって、家族、恋人、友達、職場関係の人達ともより良い関係を築く事が出来ます。(*^^*)
今回の記事では、
非言語コミュニケーションの目的を3つ。
非言語コミュニケーションの具体例7つ。
の紹介をしたいと思います。
非言語コミュニケーションの目的3つ
1,情報提供
考え、動機、感情などを相手に伝える方法。
言葉だけでは伝えられない事を補足する目的があります。
私もボランティアの海外暮らしの間には、うまく言葉で伝えられない事が多々あったので、ボディーランゲージや、口調や、顔の表情で想いを伝えていました。
仮に、もしも私たちが急に口が利けなくなったらどうしますか?( ゚Д゚)
手話も分からない相手にどのように伝えますか?
めっちゃ怖いですけど、なんとかして分かってもらえるように努力しますよね!٩( ”ω” )و
文字以外であれば、体の全てを使って一生懸命伝える事でしょう。
それほど、この、情報提供は大切です。(^^)/
2,感情表出
感情とは、知らず知らずのうちに表出してしまうものです。(;^ω^)
その感情の表出で分かりやすいのが、
好き嫌いという感情です。
好きな人に対しては、よく見ていますし、いつの間にか距離感も近い状態にあります。
逆に嫌いな人に対しては、あんまり視界に入れないですし、近くにもいかないものです。(-_-;)
気を付けないと相手にバレバレです…。
3,相互作用の調整
複数での会話の最中に、別の人に話を振りたい時など、
言葉に出さずに発言者の交代や、別の人に発言を促す時などに使います。
私もミーティングの時や、二人以上の食事の時などにはこれをよく気にかけます。
出来るだけ平等に皆が話せるように話を振ったり、聞いたりします。
その時に、視線や顔の向きや体の向きを使って、
周りの皆にもそちらに視線が行くように気をつかったりもします。
非言語コミュニケーションの具体例7つ。
① 「声」言葉以上の意味を持ちます。
声色(こわいろ)という言葉があります。
その意味とは、声の調子や感じのことです。
声にはあらゆる感情によってトーンが変化します。
同じ言葉でも、そのトーンの高さと低さで、感情が表れやすいです。
楽しい時や、元気な時は高いトーン。
逆に怒っている時や、楽しくない場合は低いトーンの時が多いので、
それだけでも相手の気持ちを読み取る事ができます。
② 「パラ言語(聴覚)」で話すスピードや言い方。
意味は、話すスピードやリズム、イントネーションなどの言い方のことです。
例えば、「すみません」という言葉も、顔も見ないでさらっと早口で言われるのと、
ゆっくり丁寧に言われるのとでは、受ける印象が全然違います。
③ 「動作」ジェスチャーなど。
身振り手振りを使って、言葉と動作を繋げて伝える事で、
相手により印象を強く残す事ができる方方法です。
④ 「顔の表情」感情が読み取りやすい。
人の顔には20種類以上の表情筋が在り、その筋肉を使って60種類以上もの表情を作れると言われています。
言葉だけでは、うまく伝えきれない感情を表現する事ができます。
⑤ 「視線」親密さを図る事ができる。
目は口ほどに物をいう。
という言葉があるように、視線だけでコミュニケーションのとれる関係は親密だといえます。
目やその視線は感情や意思がとてもよく表れます。
⑥ 「パーソナルスペース」人との距離感。
親密度によってパーソナルスペースは異なります。
仲がいいと自然に近くなりやすいです。
まだ関係性が親密でない人には、踏み込み過ぎないように気を付けましょう。
⑦ 「姿勢」興味や退屈を読み取れます。
「姿勢」は気持ちの表れです。
普段あまり気にしていないので気付きにくいですが、心の状態が表れやすいのが「姿勢」です。
例えば、キレイなドレスやスーツを着て素敵なレストランに行く場合は、
自然と背筋が伸びていて、キレイに見えます。
しかし、普段着で近所の居酒屋にいく場合は、
歩き方にもお店の中の状態でも全然違うと思います。
今回の記事のまとめ
非言語コミュニケーションの目的と具体的な例をあげました。
内容をよく理解する事で、考えながらこの能力を普段の生活の中でも取り入れる事が出
来ます。
そして相手の考えている事を、言葉以外から察する事が出来るようになります。
よりよい関係性を作る為に必要な知識だと思います。
明日もこの非言語コミュニケーションについて、
メリットデメリットと、活用の仕方をご紹介したいと思います。(*^^*)
ぜひご覧ください♪
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